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KSTレポート 〜会社生活の友 取材レポート〜

OLのみなさんが関心ある会社に、編集部がお伺いしてレポートする「KSTレポート」。
第2回目は、全国展開するこだわりのたこ焼チェーン「築地銀だこ」です!

株式会社ホットランド「築地銀だこ」

築地銀だこ

仕事の合間の息抜きに、アツアツのたこ焼をほおばるのは最高!
皮がパリッ、中がトロ〜のたこ焼でおなじみの「築地銀だこ」に、おいしさの秘密をうかがってきました!

ヴォイス
荻野哲さん

荻野 哲 さん

株式会社ホットランド 商品部 部長

ホットランド入社14年目。
最初の4〜5年はお店に立ってたこ焼を焼いていました。
メニュー開発や仕入れなどを担当しています。

堀内亜耶さん

堀内 亜耶 さん

株式会社ホットランド 商品部 商品開発

ホットランド入社1年目。
短大で製菓の勉強をしていました。
おいしいたこ焼を作るため、毎日がんばって商品開発をしています。

interview
昨年12月に新形態の「THE GINDACO原宿店」オープン!

──原宿にできた「THE GINDACO」では、オリジナルのメニューをあつかっているんですね。

THE GINDACO原宿店

荻野: はい。ここでしか食べられない「ニュータイプたこ焼」を4種類あつかっています。

堀内: たこ焼と野菜をピタパンにはさんだ「たこ焼バーガー」、半熟卵でたこ焼を包み、デミグラスソースをかけた「オムたこ」、新鮮な野菜を乗せたヘルシーな「ベジたこ」、とろりとしたチーズをかけた「フォンデュたこ」です。どれも好評ですが、ボリューム感のある「オムたこ」はとくに若い方から人気を集めています。

──どれもおいしそうですね!それらの商品は、他のお店で食べられるようにはならないんですか?

荻野: うーん、どうでしょうね。原宿のオリジナルメニューは、シチュエーションも考えてつくっているんですよ。

堀内: 原宿はウインドウショッピングをする方が多いですよね。そんな方が歩きながら食べられるように、片手で持てるたこ焼バーガーを作りました。ほかの商品も、原宿のお店ということを意識して作っています。あそこは場所柄、若いお客さんが多い。若い方に喜んでもらえる商品は何かと考えて、そこだけのメニューとして提供しています。

荻野: 絶対に原宿でしか食べられないとまでは言い切れませんが、街の雰囲気と同時に味わってもらえればと思います。

──なるほど。ほかにも地域限定メニューのようなものはあるんですか?

荻野: 東海地方では、もともとたこ焼をしょうゆで食べる文化があるんです。その地域限定で「とろみ醤油味」を販売しています。

──どこのお店でも食べられる定番メニューは、今後増えることはないんですか?

チーズ明太子味

荻野: ちょうど今年の2月から、「チーズ明太子味」が定番メニューに仲間入りしました。

堀内: もともと限定メニューだったんですが、お客さまからの要望が高かったので定番化したんです。

社内のキッチンで試作品を作る

──それらの商品は荻野さんや堀内さんが企画したものなのですか?

荻野: 商品開発のチームで考えました。

堀内: この階(インタビューは銀だこを経営する会社・ホットランドの会議室で行われました)にキッチンがあるんですよ。そこで試作品を作って、みんなで試食して商品を考えます。

──試作品を作るまではどういうことをするんですか?企画書を書いたり、とか?

キッチンで試作品を作る

荻野: 「企画書を書く時間があるなら、試作品を作ってこーい!」みたいな感じですね(笑)。

堀内: 思いついたらすぐにキッチンに行って作ってます。アイデアを出すために、毎日の生活の中でつねに食べ物の流行を考えたり、季節に合う食材を意識したりしていますね。デパ地下に行って、おいしいものやたこ焼に取り入れられそうなものをチェックしたりもしています。

荻野: 社内で試食をして、よさそうな商品はどんどんお店に出しています。厳選に厳選を重ねて商品化する、というよりも、とにかくお店でお客さんに食べていただく。そこで意見を聞くのが重要だと思っています。

──堀内さんは新卒で入社して、まだ1年めなんですよね。21歳で商品企画なんてすごいですね!

堀内亜耶さん

荻野: 若い子でも、自分の発想で商品企画を出すようにさせています。たこ焼は老若男女すべてのお客さんが召し上がる商品なので、若い人の感覚も必要なんですよ。

堀内: 私は短大で製菓の勉強をしていたので、最初は「銀のあん」(ホットランドが経営するたい焼のチェーン店)の販売員を希望していたんです。しかし、面接で「若い女性の目線で商品を考えてみないかといわれて商品開発をするようになりました。お勤め自体が初めてなので、最初はわからないことだらけでしたね。「自分がおいしいと思ったものがおいしいんだ」と思って突っ走ったり(笑)。今は「お客さんに喜んでもらえる商品を」と考えています。自分の考えた商品が発売される日は、こっそりお店に行って反応を見たりしています。「おいしい」っていってもらえるのが何よりうれしいですね。

──やりがいのある仕事ですね! 悩みなどはありますか?

堀内: 仕事はとても楽しいです。悩みがあるとすれば、入社してちょっと体重が増えたことくらいですね(笑)。

今後はどんな展開が待っている?

──今後はどんな商品が誕生する予定ですか?

荻野哲さん

荻野: たこ焼は生地自体に味がついているので、弱い味付けだと生地に味が負けてしまうんです。ほどよく強く、しかも味がケンカしないように……と、新しい味を考えています。おいしいたこ焼を提供できるように、今後もがんばっていきます。

堀内: まだはっきり「これ!」という感じでは決まっていないのですが、ちょっと変わった商品を出してみようかという構想はあります。ピリッと辛いたこ焼とか……。幅広く受け入れられなくても、コアなファンができるようなものが作れたらという方向からも商品を考えています。

──おいしいたこ焼、楽しみにしています。今日はどうもありがとうございました。

築地銀だこ 築地銀だこ

「築地銀だこ」のホームページはこちら。
http://www.gindaco.com/
※メニューは店舗により一部異なります。

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そうだ京都、食べよう。