OLのみなさんが関心ある会社に、編集部がお伺いしてレポートする「KSTレポート」。
第3回目は、全国800店舗! 会員数28万人! アメリカ発の女性専用フィットネスチェーン「カーブス」です!
株式会社カーブスジャパン「カーブス」
日本全国津々浦々、どの地域に行っても見かけるフィットネスクラブ・カーブス。
店舗数がすごく多いというだけじゃなく、トレーニングメニューにも特色があるらしい。
どんなところか、お話をうかがってきました!
ヴォイス
小泉 由貴子 さん
株式会社カーブスジャパン 広報室 サブマネージャー
外資系のIT企業勤務、スキー場のマーケティングなど、さまざまな職業を経験。女性へのマーケティングに興味を持ち、2007年にカーブスに入社。
片桐 朋子 さん
株式会社カーブスジャパン 広報室
新卒でカーブスに入社し、今年で2年め。新入社員のころは、2週間おきに全国のカーブスをまわって利用者と接していました。
店舗がたくさんあるのには理由があった!
──カーブスの店舗数はとても多いですね。全国でどれくらいあるんですか?
片桐: 毎月オープンしているので、○○店舗ですといいきるのが難しいですね。4月には全国で800店舗をオーバーします。
──月にひとつずつオープンしているのですか?
小泉: いえ、毎月1店舗と決まっているわけではないですよ。今年の4月はとくに多くて15店舗オープンします。
──15店舗! どうしてそんなに増やせるのでしょうか。
小泉: カーブスは店舗を小さく、シンプルに作ってあるんです。
──そういえば、カーブスにはシャワーやロッカールームもないそうですね。何か理由があるんですか?
小泉:カーブスはもともと「気負わず、生活の中に無理なく運動を取り入れる」という考えで運営しています。短時間で、さっと運動してさっと帰るという形で参加してもらうため、あえてシャワーなどは設置していません。
片桐: 今まで運動をしていなかった人でも、気軽に始められるようにということを意識しています。大規模な駅前のジムだと、おしゃれして、電車に乗って、終わった後はシャワーを浴びて……という感じになりますよね。それでは「なんだかめんどう」と思ってしまう人が多いんですよ。だから、店舗のほとんどは普段着で歩ける住宅街の中に作られています。小規模だからこそのフレンドリーな感じは、会員の方からも好評です。
小泉:うちのモットーは「ノーメン、ノーメーキャップ、ノーミラー」。スタッフも全員が女性だから、気を使わずにいられる。お化粧をしていく必要もない。ジムに慣れていない人の中には、大きな鏡の圧迫感が苦手という人もいます。そんな人でもリラックスできるように、鏡を置いていません。
30分でも効果抜群! やせやすい体を作る!
──トレーニング法も独特ですよね。
片桐: カーブスは、独自のプログラムでトレーニングをします。簡単にシステムを紹介しますね。部屋の中に12台のマシンとステップボードが交互に丸く並んでいます。上半身の筋トレ、ステップボードで筋肉を休める、下半身の筋トレ、ステップボードで筋肉を休める……という流れでリズムに乗って体を動かし、円を2周した後、ストレッチをします。
1回30分でワンセット、これで1日のプログラムは終了です。
小泉: 会員さんはいつでも好きな時間にやってきて、空いているマシンから運動を始めることができます。自分の都合に合わせて、運動ができるんです。
──30分だと物足りなくないでしょうか?
片桐: そんなことないですよ。ワンセットで十分「運動した〜!」と感じられます。
小泉: 効果的に筋肉を鍛えられるので、やせやすい体が作れるんです。有酸素運動は、運動しているときしか効果がない。でも、筋肉を鍛えれば、基礎代謝(何もしていない状態で体が消費するエネルギー)があがる。結果、太りにくい体になれるんです。
女性による女性のためのフィットネスクラブ
──それはいいですね! 通ってみたくなりました。ただ、ちょっと言いにくいのですが、カーブスは営業時間が短いですよね……。
片桐: 店舗によって多少違いますが、営業時間は基本的に平日は19時まで、土曜は午前のみ、日曜はお休みです。
小泉: これには理由があります。カーブスは「女性のためのフィットネス」。夜や休日は、家族との時間を大切にしてほしいと思っています。それは、会員さんだけでなく、働いているインストラクターにもそうであってほしいと思っています。ですから、今後も営業時間を延長するという予定はありません。
片桐: 1回あたりの運動時間が短いので、何かのついでに来ていただくという感じで利用している方はたくさんいます。働いているので、週に1度しか行けないという方もいらっしゃいますよ。それでも効果をしっかり出されている方もいらっしゃいます!
小泉: ほかにも女性ならではという点はいくつかあります。たとえば、名前の呼び方。
会員さんの名前は、基本的に下の名前で呼びます。「優子さん」とか、「由美さん」とか。どうしても大人になると、立場で呼ばれることが多くなりますよね。「なんとかさんの奥さん」とか「だれだれのママ」とか。カーブスにいる間は、みんな同じ立場のひとりの女性でいられるようにと思っています。
片桐: 女性だけの空間で気兼ねなく楽しめるように……ということから、会員同士の交流を深める工夫もしています。店舗によりますが、季節ごとのイベントなどをやっていますよ!クリスマス時期はマシンの円の中心にツリーを飾って、その下にプレゼントを置いて交換したり。ハロウィンのときは仮装をしたり。おかげで、楽しく運動を続けて効果を実感した会員さんからの口コミで入ってくる方がとても多いです。
小泉: 無料体験は随時受け付けているので、興味を持ったらぜひ1度いらしてください。
──個性的なジム、カーブスの魅力がよくわかりました! 今日はどうもありがとうございました。
「カーブス」のホームページはこちら。
http://www.curves.co.jp/