『マイ・フェア・レディ日記』 セシル・ビートン
新年のTVでマイフェアレディの映画をやっていましたが、
その映画の美術を担当していた紳士の著書です。
初めて彼の撮影したポートレイトをCDジャケットでみたとき、
その画の美しさに初めての感覚に襲われました。
おしゃれなのです。とにかくオシャレ。
そのときはまさか、この映画の美術をしているとは知りませんでした。
そしてまさかまさか、かつてのセシル・ビートンのイギリスの邸宅に
マドンナがガイ・リッチーと住んでいたとは・・・。
古き良き邸宅はそうやって時代の寵児が寵児オブリージ的に
代々受け継いでいくものなのかしら。。。とか勝手に感心しておりました。
エリザベス女王とかもよく写してたみたいです。
彼が撮る写真は独特の空気感があって、それが私の趣味にどんぴしゃなのです。
かっこいい・・・
話しはかわりますが、今年に入って新聞を珍しく熟読していて目についた記事があった。
都内の本屋に面白い本の配列をしていて、訪れた人は興味のおもむくままに手にとってみることができる、、、とあり、その中に松岡正剛という人の名前があった。編集のプロらしい。
すぐさま、ググってみたところ、彼のホームページがとても興味深い。
編集工学の研究所を持ったり、書評を書いたり。無料の編集講座もメールで受講できるとのことで早速受講してみたりした。
数日後、鳩山首相が本を28冊大人買したニュースが流れた。もしやと思ってよくみてみると、となりに松岡氏が。まさに「その」都内の本屋だった。
首相も日経新聞見て行きたくなったのだろうか。
しばらくは松岡氏から目が離せそうにない。
なにしろ千冊以上の書評(しかもひとつづつがかなり濃く、深く、長い)が掲載されているのである。
私は自分のこのサイトそっちのけでこの数日、この人にくぎづけでありました。