2011年3月アーカイブ

ヨガの目的はなに?

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前回の記事では、
「本来自分のつながることの大切さ」をお伝えしました。

ヨガでは本来の自分とつながると、
健康で幸せな状態になるという考え方があります。

健康で幸せな状態と、
体のどこかに痛みがあったり、怒りやストレスを抱えた状態とでは、
世界は違って見えるでしょう。

みなさんにもきっとご経験があるはずです。

何かいいことがあってハッピーな時には、世界は明るく見え、
人にも優しくできるかもしれませんが、

イライラしているときには、ちょっとしたことで怒ったり、
普段言わないようなことを衝動で言ってしまって、
誰かを傷つけてしまったり。

ヨガでは自分で自分の状態を見て、
自分を良い状態にしていくこと。
そして自分以外のもの、「世界」とよりよく「つながる」ことがゴールの一つとされています。

あなたにはこの世界がどんな風に見えていますか?
ハッピーなものですか?心地いいものですか?

もしそうでなかったとしたら、自分の中の何かを変える必要があるかもしれません。
ヨガはそれをサポートしてくれます。

 

「ヨガ」ってなに?

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そもそも「ヨガ」という言葉の意味は何でしょう。

ヨガという言葉は古いインドの言葉で、
「つながる」という意味になります。

「つながる」ということは、一つでは成り立ちません。
AとBがつながる、というように二つ以上のものが必要です。
では何と何がつながるのでしょう。

まずは「自分自身」と。
ヨガでは、本来の自分とつながっていないと、
病気になるという考え方をします。

自分の本音より、社会の常識や、まわりの人の声を優先していると、
ストレスがたまりますね。
ストレスというものが様々な病気を引き起こす原因になっていることは、
現代の医学でも言われていることです。

自分は何がしたいのか、
誰と一緒にいたいのか、
何が食べたくて、どこへ行きたいのか。
自分の本音を聞くことはとても大切です。

ではどうすれば自分の本音を聞くことができるでしょうか。

本来の自分とつながるために、ヨガの練習はあります。
しかし、いきなり「本来の自分(の心)」を見るのは難しいかもしれません。

そこでヨガでは「自分(心)の声」より具体的で簡単なもの。
そして心と強くリンクしている「呼吸」に注目し、呼吸法の練習をしました。

しかし、それよりももっと具体的なもの「体」を見る方が簡単です。
そして呼吸は、体を使って行われるもの。
そこで体を動かし、自分の体を観察しました。
それが、あのヨガ独特のポーズです。

自分の体が今どうなっていて、何を感じているのか。
そしてどんな呼吸をしているのか。

「見る」練習をして、「知る」こと。
それがヨガの練習の目的の一つです。

 

プロフィール

ヨガインストラクターNAO
森田尚子
ヨガ歴11年、指導歴6年
森田尚子
ハワイ島で野生のイルカと泳ぐ「ドルフィンスイム」を体験をしてから、「もっと深く潜りたい、もっと長く息を止めたい」という思うようになり、ドルフィンスイマーやフリーダイバーがYOGAをしていることから、「YOGAの学びを深めよう」と決意。

現在もトレーニングを続けながら、都内、埼玉他で講師として活躍中。

好きなことは、旅と素潜り。

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