2010年11月アーカイブ

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私が車で都心に出る時は京葉道路で錦糸町料金所を抜ける、そこから箱崎JCまではビルの中を高速道路は抜けていく。(渋滞時に撮影しました)

ここ半年くらいやけに屋外広告(ビルボード)の白スペースが増えてきた。上に載せた写真だけでも大きなスペースが3件も埋まらない。実は高速道路の上下線にこのスペースは存在しているので裏表で合計6か所が空きスペースになっている。掲出スペースとしてAランクではないかもしれないが、昔からずっと埋まっていた目立つスペースだ。

ここから箱崎JCに向かってこのような状態がずっと続いている。

ある広告主さんから聞いた話だが、屋外広告を取扱う広告会社から相当なディスカウント価格で広告出稿依頼を受け、応諾した。契約期間が終了したが次の広告主が決まるまで、そのまま掲出したままにしてほしいと懇願されたそうだ。メディア側では白スペースを出したくなかったようだ。

私が通勤に利用するJRも同じような状態が見られる。

車内吊りのスペースが100%埋まらないし、広告の内容をよく見るとJR関連会社の商品、サ-ビスの広告ばかりだ。ここでも空きスペースを作りたくないからJR関連会社に安く提供しているんでしょうね。

テレビは少し持ち直していると聞くが私の好きなAMラジオもメタメタの様子。Netで聞ける方式が起爆剤になれば良いのにと思うのは古くからのAMラジオファン。30代以前のAMラジオ聴取者はドライバーを除けばほとんどいない。

新聞、雑誌の活字メディアに至っては相当悪いらしい。

単なるスペースやタイムのブローカー商売で潤った広告会社も本当に将来のビジネスモデルを見つけ出すまでは安穏と暮らしていけません。

イヤ、ホントに見つかるのか?

弊社のビジネスもTVメディアの発達と共にあった。

TVCMの制作がいきなり無くなる事は無いと思うがテクニック、費用の掛け方など急速な変化に対応できなくなってはおしまい、自らが世の中の進化を図る位のパワーがなければ生き残りは難しいかもしれない。

 

こんな事を書いている最中に韓国軍と北朝鮮軍が交戦中のライブ映像が飛び込んできた。

あす以降の日本の経済にどんな影響を与えるのか、きっちり自らの姿勢を見せようぜ菅サン。

生まれてから60年以上、自宅に配達される新聞はいつも朝日新聞。

共同通信に勤めていた父の影響も有るかもしれないが、朝日新聞の立ち位置が自分にはとても理解しやすかった。

たまに読売や毎日を読んでもなんかバランスが悪い、なじめない。

 

最近は活字メディアも広告不況の影響をモロに受けて、新聞各社も対応に苦慮している。

そんな中で朝日のベテラン記者が中途退職すると7000マンも退職金が支給されると聞くとふざけんな、いい加減にしろと二度と朝日なんか読むかとムカつく。社内留保がまだ一杯有る証拠だ。

 

もう一つ朝日でムカつく事。

『週刊朝日』の無軌道ぶりを何故グループとして放置したままなのでしょう。

確か去年、交代した新編集長は従来の朝日の考え方にはNOなんだろうな。低迷する『週刊朝日』の経営的にはそういう立場を築く必要が有ったんだろうか。

本紙(朝日新聞)の民主党小沢議員に対する態度と180度違う態度で臨む。

同じマスコミ資本グループの中でここまで違う意見を購読者に許容せよというのは余りにも無定見。同じ『朝日』とは誰も思わない。同じグループ内でもこれだけ自由闊達に色々な意見を言っても良いのだよ、という大朝日の懐の深さですか?

表紙のダジャレで購買意欲をなくす『アエラ』も困ったものですが。

クサイ芝居は止めてくれ、週刊朝日の煽情的なコピーで読者の心を掴む事が出来ると思ってるのかな?もっと中温度の温かみを週刊朝日の読者は期待していると私は思うが。

そんなヤンチャな編集長を許容し、部数減が止まった(?)とグループ経営陣は喜んでいるの?

部数減少で週刊誌が経営できなければ休刊して様子を見れば良い。

ここでも下手な猿芝居は観たくない。

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先週の金曜日、新橋で所用を終え会社に戻る途中に銀座中央通りを歩いていると何か違う空気感が4丁目に向かって左側から発せられていた。そちらに目をやればビルの1階スペースがシャッターで閉ざされている。

『ムッ!』 あそこは福家書店。

信号を渡り、店頭に立てば閉店のお知らせが。私以外にも何人もの人が張り出されたお知らせを読んでいた。

確かに中央通りに面して大型書店の経営は厳しいと思う。

でも良いお店だった、ゆったりとしたスペースに新刊を中心に大量ストックされていた。

銀座という場所柄、著者サイン会や握手会など出版文化と読者との良いタッチポイントになっていた。

e-book化なのか銀座の売上/面積に答えを出したのか。

中国人で溢れる銀座8~7丁目で日本の活字文化を守ってきた小さな砦だったのにな。

 

丸の内線銀座駅改札近くの山下書店の閉店について書いたのは今年の4月、山下書店は正確に言えば東銀座に移転と言う方が正しかったかもしれないが、福家書店さんはそうでもないようだ。

しかし福家サンはまだたくさんの小売店をお持ちのようなので何とか書店文化を維持していただきたいものです。

これも先週、AMAZONから創立10周年送料無料というお知らせを送ってきた。

消費者にとって価値のある流通スタイルが選択されるということなのですね。