2010年4月アーカイブ

昨晩のニュース番組では各局が生中継も含め歌舞伎座の千秋楽を扱った。今の建物は昭和26年から60年もの間日本の伝統芸能を守ってきた偉大なモニュメント、今晩を最後に惜しまれながら生まれ変わるのだ。

昭和50年代頃は1年のうち8カ月しか歌舞伎の興行が打てなかった、なおかつ席は埋まらなかったらしい。残りの4か月は貸しステージとして歌舞伎とは関係の無い公演をしていたという支配人の談話が耳に残った。団十郎サンの襲名あたりから徐々に人気が出始め、現在の歌舞伎ブームに至っているらしい。ソフトウエアが充実したという事ですね。

3年後に出来上がる新しい歌舞伎座の設計者は、近代建築でありながら伝統文化を取り入れた素晴らしい建物にしたいと熱く語っていた。楽しみです。

建築期間の3年間は東京の公演のほとんどは新橋演舞場、今週の東おどりでも賑わっていたが、5月歌舞伎からは我社の周りは大賑わいになりそうだ。

 

ニュースを見ていて気になった事。

幕が引かれて場内が明るくなると数名の観客(日本人です)がStanding ovation をしていた。

ここは歌舞伎座ですよ。

日本人の感情の表現が素直に、豊かになるのは良い事です。

舞台の役者さんとこの建物に大絶賛、大賛辞を送りたい気持ちは分かる。

でも歌舞伎座ですよ。

気持ちのこもった拍手で良いのではないの?

奥床しさ、恥じらいを持った気持ちの表現ってもう通用しない?

 

歌舞伎の公演、興行(歌舞伎座の維持管理も)が松竹という私企業1社と御贔屓筋、ファンの力だけで成り立っているのも気になるところ。国費で国立劇場は作ったが中身は他人頼み。

でも歌舞伎の成り立ちから考えても国費を投じて守る伝統演劇ではないかもしれない、いつかは滅びるはかなさも歌舞伎の魅力なんだろうな。

 

昨日の午後、会社近くのホテルのラウンジで打ち合わせ後、少し気になる建物の前に向かった。

 

100421_153128.jpg歌舞伎座が今月末で取り壊される。最後の四月公演は一日3部興行、役者さんも裏方さんも大忙しだ。

チケットは何カ月も前に完売だが、一幕見だけは当日発売。11時の公演を見るために連日7時半からファンが並んでいるそうだ。私が歌舞伎座の前に着いた時も18時20分の回の一幕見のチケットを求めて100人以上の方がもう並んでいた。チケット発売まで3時間以上は並んでいるようだ。

私は歌舞伎にはあまり興味が無かったが、永い歴史と芸術的な価値を日本人として共有する為に、2度ほど入場した事がある。舞台美術の色使いの派手さや簡略された美しさなど素人ながら感心した。

それよりも芝居小屋としての雰囲気がまだこの建物に残っているのが伝統文化であり、支えてきたファン、御贔屓筋の存在が大きいのでしょうね。

2013年春の新劇場の杮落しが楽しみです。

 

もう一つ気になる事があったのです。

 

100421_152936.jpg歌舞伎座の左隣の『歌舞伎そば』が無くなってしまうのか、どこかへ移転するのか?

このお店はカウンターのみの小さな路麺店です。かなり高齢の旦那さんが体でリズムを取りながらかき揚げを揚げ、麺を茹で、冷水で締め、せいろに盛りつけてお客さんの目の前に置いてくれるまでのオペレーションを見ているだけでも楽しいんです。動きによどみが無いんです。

もちろんそばもツユの味も良いですが、お値段も良心的。多くのお客さんが頼むのが『もりかき』、揚げたてアツアツのかき揚げを旦那さんが4等分に割って、セイロの四隅にに乗っけてくれるんです。

 

安心しました、店頭に5月中旬からの移転先が書いてありました。

またあの見事なオペレーションを見に行ってみよう。

JIZOは若いお嬢さんが大好き。しかし・・・

 

(その1)

通勤で利用しているJRの自動改札。

ピッ、ピッ、ピッ。 ラッシュ時はテンポよく次々にゲートをクリアする。

私の前にははやりのジーンズのショートパンツ、黒タイツ、ハーフ丈のブーツ、ショルダーバッグのお嬢さん。

ピンポン~、ピンポン~、ピンポン~。

アーア、やっちまったよ。サイテーなトコに並んじゃったな。と思った瞬間、彼女が発した言葉は。

『ヤダー、ムリ、ムリ、ムリ。信じらんない!』

何が厭なの?

何が無理なの?

何が信じられないの?

全ては君のカード情報が原因だよ。 アホか、お前は。

 

(その2)

ここ半年ぐらいは少しナリを潜めたが。

『カン、カン、カン、カン、カン、カン、(もっともっと続く)』

地下鉄のエスカレーターや地下通路の石の階段を踏み鳴らすお嬢さんたちの足音。

なぜあのサンダル? ヒールから出る騒音が本人自身に気にならないのは何故なんだろう?

JIZOは何度も考察したが、解は見えず。

はしたない(変換されず、死語か?)、奥床しくない、何サマ?

と言われておかしくない、あの騒音。

女性モノの靴屋の団体にそんな製品を作ってくれるなと請願書を送りたくなった。

エスカレーターで騒音の音源のお嬢サンの背中を思いっきり押し倒してやりたくなったのも、何回あっただろうか。

 

スタイルもファッションもメイクも、外見だけは素晴らしい今どきのお嬢サマ。

他人に迷惑をかけない生き方を探そうよ。

自分本位の君たちがウザいんだよ!とJIZOや先輩たちが言ってしまってはおしまい。

気付いて欲しんだよ、オクユカシサを。

家庭の教育の問題かな?

 

 

最近の天気予報は科学的、昨日の夕方時点でかなりの確率で今朝の雪(霙まじり)を予報していた。

ウオーキング時間に起きて窓外を見れば車がうっすら雪化粧。もう一度ベッドに戻りました。

 

今日は夕方から社内のチーフPMのMクンの送別会が六本木のお店で開かれる。

CM制作の仕事で本当に大変なのはPM(プロダクション マネジャー)の仕事。

私の頃は制作進行と呼ばれ本質的な仕事は今と変わりなく準備、連絡、予算組み、現場での現金出納、飲食手配など雑事全般が守備範囲だった。アバウトな性格のJIZOにも何とか出来た。

今のPMが大変なのはここにデジタル技術(PCとNet)が加わり、歴史とともに各スタッフが専門職化したせいで関係者が多くなってしまった事です。携帯の進化も仕事を煩雑化させています。

広告主に対するプレゼン作業の進化、複雑さもPMの仕事を重層化させています。

私は広告関連、映像制作関連の仕事に男女差は無いと思っているので希望者が有れば女性のPMも採用してきた。

Mクンもそんな一人、美大を卒業して本当はCMの企画志望だったと思うがPM職での採用に頷いてくれた。それから多分10年近く経った。

今では立派な女性のチーフPM,若いPM達の指導も彼女の仕事の一部になってしまった。

我々の仕事にはコミニュケーション能力と責任感が強く要求される。

当社が50年近くこのビジネスを続けてこられたのもCM制作会社としてとても大切なこのDNAを先輩から後輩にうまく受け継いでいくことが出来たからだと自負している。

Mクンは当初は自分から前にしゃしゃり出るタイプには見えなかったのだが立派に受け継いでくれた。

入社の頃と今では会社にいる時の目付きが違う、スルドイのだ。入社の頃はちょっととぼけたハンナリさが彼女の持ち味だった。

 

2か月ほど前に彼女は素敵な方(今日は会えるのかな?)と結婚しました。本当は結婚を期に退職を申し出たのですが、担当している仕事のピークに合わせて退職時期を延期、結婚式は変更できないので式直前まで徹夜の連続。花嫁としての事前準備がほとんどできなかったようです。

新郎、ご親族、関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけした様子です。本当にごめんなさい。

この責任感の強さがまた新たなDNAとして後輩PMに受け継がれた事と思います。

有能な人材を失うのは残念ですが、頑張ってくれたMクンに感謝の意をこめて今夕は参加します。

しばらくはゆっくり休んで、旦那様にサービスしてあげてください。(今後しっかりコントロールする為にも)

そしてちょっととぼけたハンナリ系の可愛い赤ちゃんが授かればいいね。

 

選挙について「以前と違ってほとんどは浮動票、無党派層だと思っている」と分析し、そうした層に対しては、支持母体が声をかけられる範囲によって一定の支援の票が出るわけだが、旧来の組織や支持母体では、声がかからない層、かけ得ない層が非常に多く、その状況は民主党も自民党も変わらないと指摘。「旧来の支持母体とそれから手の届く票でもってまず1議席を確定的なものにすると同時に、手の届かない人たちに声をかけ、手を差し伸べて、いっぱいあるそういう(浮動)票に、2人目の人は重点的に支持を拡大することによって、お互いに支持層、基盤の拡大につながると思っている」と語り、「マスコミの皆さんがなんやかんや言うほどとは見ていない。いい戦いができる」と宣言した。

 

これが選挙上手と言われる所以なんでしょうか。

そんな選挙テクニック論ではないと思うが。

JIZOはスモーカー。高校時代に部室で喫煙中を体育教師に見つかり、停学か坊主かを選ばされた経験もある。それから44年以上もキャリアを積んだ。

3年前から始まった高血圧の治療で主治医から禁煙とダイエットを勧められている。

それにしても昨今の喫煙者に対する外圧はとても強い。先週行った横浜のゴルフ場でも屋内は喫煙不可。理由は神奈川県のタバコ条例が4月1日から施行されたからだそうだ。

副流煙が非喫煙者に迷惑を掛けていると言われると申し訳なく、自分だけの問題ではないなと思う次第。

『止めましたよ~』という健全な知人も増えてきた。60歳を過ぎてまだ自分だけの狭い了見を変えられないのか、心は禁煙に向かっていたがキッカケが中々つかめなかった。

先週、4か月に1回の高血圧の検診で検査結果待ちの時新しい内服薬での禁煙外来がある事を知った。禁煙パッチは一度だけトライしたが何の効果も無かった。

これも何かのきっかけだと思い、その場で禁煙外来を予約、そして今日が受診初日でした。

F製薬のWEBで大まかな知識は得ていた。WEB上ではタレントTさんが同時進行でこの薬剤を使って禁煙にトライしているのが動画で紹介されている。医師と一緒に禁煙を成功させましょう、というのがF製薬が描いたコンセプトなんだ。

本日、禁煙外来のN医師に今回の治療方針を話された。医師として強くサポートするとまでは言ってくれなかったが60過ぎのオッサンにはマアマア伝わった。

禁煙宣誓書に署名をし、呼気中の二酸化炭素濃度を測定、ミドルスモーカーの値らしい。

処方箋に従って薬局で内服薬を買い求め帰宅した。

初診、医学管理他1,100円。薬剤料2,170円。初日合計3,270円。

1週間後の禁煙開始を目指して今日から服用開始します。

2週~4週毎の診察、12週で完結する予定です。

(つづく)

 

夕方の『バンキシャ』内でNNNの最新調査政党支持率が報告された。

2週前には何とか3割キープしていた民主党支持率もついに大台を割り込んでしまった。危険水域とも云われているようです。

ここしばらくは鳩山サンのリーダーシップを演出的に目立たせようと小さなトライアルは有ったように見えた。ただあれだけ自信を持って広言した普天間問題の3月末政府結論に至らなかったのは大きなマイナスだったんだろうな。5月末も怪しいか・・・。

昨日立ちあがった『たちあがれ日本』党首の平沼サンは民主党がダメな理由を①民主党首脳陣の金権体質②対米政策の定見の無さ③国を亡ぼす法案をいくつも用意している(夫婦別姓、靖国神社に代わる国立墓地の建設、外国人参政権付与など)等を挙げた。

これを見て還暦を過ぎたJIZOでも世代差を感じた、日本の文化、伝統、歴史観が変わっていくことに我慢がならない懐古主義(?)的な先輩たちが情念だけで決起してしまったってこと。青嵐会の血判書を出された時には『Oh,My God!』。浜田幸一を呼んで来いって感じです。

やはり外見だけでなく頭の中もオールドファッションです。新世代に任せてはいられないという老いの一徹でしかない。70歳を過ぎたらそれもまた良しと達観していただきたい。あなたたちの活動のピークはとうに過ぎたのよ。その結果が今の日本の現状でしょ。

彼らのベンチ裏には中曽根大勲位やナベツネさんまでウロウロしていると聞いてはあいた口が塞がらない。あいつらはあなた達をガキ扱いしているのです。

 

新第3極がこの体たらくなのに民主党支持率はドンドン下がる。

民主党の黄門サマは『これで小沢君が辞めなくても済んだ』と言っていたが。

小沢サンには本当に危機感が無いのか? まだ剛腕ぶりを毎日発揮している様子が伝わる。鳩山さんも党務、選挙は幹事長にお任せしてますからとまるでヒトゴトのような事しか言わない。

そういえば私が買っていた海江田サンも先週のTV出演で小沢サンについて否定的な発言をしない、というか庇っている!それは無いだろ、海江田サン。

民主党の皆様、あなたたちが本音の発言をしない限り支持率ほもっと下がりますよ。(岐阜県連のおじいさんが昨日本音を言ってましたが)

JIZOは最低1年は我慢するつもりで暖かく見守っていくつもりです、しかしこのままでは政権交代前の自民党(現野党)の1年ごとに代表が入れ替わった悪例とガバナンス面ではほとんど差が無い。

参院選で単独過半数はすでにもう無理。(週刊文春より早いJIZO予測)

そりゃそうです、ここで単独過半数なんてマジックハンドを小沢サンに与えたら何が起こるか分からない。マスコミに煽られてなんかいません、選挙民の民主党を見る目は冷静で正確です。

『数ありき、数が正義』しか言わない、選挙上手な剛腕幹事長に煮え湯を飲ませるのも私たちの仕事、責任です。

イギリスでも労働党が支持を落とし政権交代が起きるようです。

自民党サン、チャンスは有りますよ。(期待すべくもないが)

東京メトロ丸の内線 銀座駅改札近くの本屋さん。私が新入社員として通った会社に行く地下通路にあった。サラリーマン、OL向けの雑誌、文庫本が狭い店内にギュウギュウに並べられ、店内通路は狭く、地下鉄通路側にも平積みの文庫本が並べられていた。

前を通りかかると何か新刊はとつい立ち止まる本屋さんだった。

100407_093341.jpg

画像で分かるようにこの場所で40年以上、それだけ顧客が有った証拠だと思う。通りすがりにふと寄って、文庫本を買い求めるお客様も多かったと思う。

出版業界、書店の経営が年々厳しくなってきているのはIT社会の進化を考えれば仕方の無い事なんだろうか。

企画、編集、活字の入力、製版、印刷、物流を経て初めて書店の店頭にコンテンツが並んだ時代。

片や瞬時に自分の携帯端末にダウンロードして楽しむ時代。

旧来型に慣れた昭和団塊世代は技術の進化を手放しで喜んではいられないのだ。

銀座の東芝ビルにあった旭屋書店も数年前に閉店、4丁目近くの洋書の専門店『イエナ』もその数年前に閉店。残るは中央通りの2店のみ。

広告ビジネスでも活字系メディアがその媒体価値を失いつつある。

活字、映像、音楽全てのコンテンツが携帯端末で楽しめるものでもないとJIZOは思うのだが。

I-padは全米ですでに40万台以上出荷されたとか、今月末には日本でも発売される。

やっぱり売れるのでしょうか。

 

(追記4/26)

先週、弊社のお得意様が入っている築地東劇ビルに行ったら、1階ロビーで書店の開店準備中。

あの山下書店の東銀座店、前よりスペースが広そうです。

 

 

 

 

JIZOは団塊世代のAMラジオ派。故あってTBSしか聞かない。

早く帰ってTVは特に見たいものが無い場合は、報道ステーションの後半は見ないで寝室のAMラジオのスイッチを入れる。

バトルトークラジオ『アクセス~♪』

放送開始から10年以上経っている、小島慶子というその当時は若手の女子アナが2時間近く生放送に奮闘していた。彼女は現在平日午後の『小島慶子のキラキラ』というハジケタ番組を担当している。予定調和の無いナマの小島慶子サンの声が聞ける楽しい番組だ。

小島サンが産休などの理由で退役してからはナビゲーターは数人入れ替わり、ここ数年は元TBSの渡辺真理サンが月~木、麻木久仁子サンが金曜日を担当していた。真理さんは本当に良い。彼女の感性&知性がナマで感じられた。(原稿の読みは超はしょり過ぎだったけど、そんなの関係無い)

麻木サンのキャンキャン声には多少辟易したが、お付き合いの二木サンの包容力で何とか我慢して聞く事だけは出来た。

リスナーJIZOにとって『アクセス』は気持良く頭脳に刺激を与えられながら眠りに就く事が出来る番組だった。小西サン、武田記者、えのきどサン、田中康夫さん有難うございました。

今春の番組改編で『アクセス』は先週末で終わってしまった。何の理由があったのかJIZOには分からないがTBSの判断にはそれなりの理由があったのでしょう。沢山のリスナーを持ちながら(高聴取率)中止をするのは余程の理由が有ったのでしょう。

昨晩は本日のゴルフに備えて23時にはBED in。『アクセス』かと思ったら新番組NEWS探求ラジオ『DIG』が始まっていた。NEWS探求ラジオに気負いを感じますね。

どこかで聞いた事のある声だな~と思ったらナビゲーターは竹内香苗サン、最近『朝ズバ』に出てないなと思ったらこんなところに。男性キャスターが軽薄な、辻褄合わせな言葉でつないでいるなと思ったらカンニングの竹山サン。ラジオは顔も映りませんが彼の発する一言一言に誠実さ、重さを感じないのですよ。重さではないかもしれない、知性かな。理性かな。息遣いかな。渡辺真理サンが感じさせてくれたモノです。呂律の回らなくなった永六輔サンが感じさせてくれるモノです。

HPを見たら水、木は外山理恵サン、金曜日は水野真裕美さんがナビゲターを担当するそうです。水野サンは知らないが、外山サンには期待します。永サンの通訳として頑張っておられる彼女に是非新境地を切り開いてもらいたい。あなたなら出来るはず。絶対出来る、だって予定調和が出来ないアナですから。

偉大な番組の後を任されるスタッフ、キャストは大変だと思います。

批判、中傷もあるかも知れませんが、これを乗り越えて始めて新番組が成長します。香苗チャン、竹山サン&スタッフの皆様のご健闘をお祈りいたします。

昨今のメディア事情は複雑ですが、AMラジオは中高年層にそっぽを向かれたら存在理由を失いますよ。

 

 

節約疲れ

| コメント(0) | トラックバック(0)

わが家の目の前には7×11が有る。夫婦二人のSinple Lifeには結構欠かせない店だ。

私は早朝のオニギリ、お茶などの飲料、常用の乳酸菌飲料やタバコなどほぼ毎日通っている。最近自分では買わないがデザート、ケーキ(?)などのコーナーが妙に充実気味だな~と感じていた。

先週の朝日新聞にその分析記事があった。

デフレ、低価格化の嵐はコンビニにも直撃、一昨年のタスポ効果も一巡したコンビニ各店は売り上げ減に歯止めがかからず、減収減益のデフレスパイラルの道をたどろうとしている。

そこでファミマだったかAPだかが先行して少し価格の高いデザート、パン、ケーキ類を出したところ結構当ったらしい。セブンもソレッと後に続いた模様。

従来は中心価格帯が100円~120円の商品を少しの贅沢感と少しのコストで130円~160円の価格帯に引き上げたのだ。

OL、サラリーマンにとってランチもおやつもここ何年ずーっと低価格の商品で我慢してきた。JIZOの通う東銀座のオフィスの周りにも290円~350円のお弁当屋さんがしのぎを削っている。

消費者が『節約疲れ』してしまった、という分析です。

確かに私が現役プロデューサーの頃、お茶漬けの素(古い!)のトップメーカーさんのCMで高価格帯のお茶漬けの素を新発売したCMを作った覚えがある。

或る有名女優さんに言ってもらった一言は『チョット贅沢』

株価も徐々に持ち直し、リーマンショック時点まで戻ってきたようです、個人消費がチョットだけ盛り上がった小さなエピソードでした。

明日は本年第4戦、桜満開の磯子CCでプレイします。

春の嵐

| コメント(0) | トラックバック(0)

JIZOの自宅は総武線で東京駅から30分。30年前は動労千葉のストライキでこの季節は良く電車がストップしたものだ。

民営化されJR東日本になってからはストライキなんて言葉が出てきた事はない。これはこれで果たして良いのかという問題は有るのですが~。

昨金曜日夜、友人と会食後総武快速線に乗って家路を急いだ。途中駅の新小岩に近づくと電車はスピードダウン。新小岩駅に到着すると運転取り止めのアナウンスが車内に何度も響き渡った。

原因は『強風』、新小岩~市川間には江戸川をまたぐ長い鉄橋を渡らなければならない。自然の力にはどうしようもなく車内でじっと運転再開を待つしかない。この時点ですでに11時半過ぎ。

風が収まったから運転再開します、とのアナウンス。体感速度で時速5キロ程のノロノロ徐行運転で江戸川鉄橋を渡った。自宅最寄り駅着12時半過ぎ。

明けて今朝、新橋で10時半から所用が有り、強風の影響も考慮しながら定時よりも早い9時前に駅に到着。案の定遅れている総武快速に乗り込んだ。一番海岸沿いを走る京葉線はすでに始発から全面ストップ状態だった。

隣駅に到着後、やはり強風の影響で市川~新小岩間で運行中止とのアナウンス。この駅からは京成電鉄の振替で都心に向かえるとのアナウンスがあったので今日は所用に遅れる訳にもいかず、仕方なく振替切符をもらって京成電鉄F駅にに向かった。

京成電鉄は総武線の北側を都心に向かう。江戸川でも約500M北側に京成電鉄の鉄橋がある。そこを体感速度20キロほどのスピードで(徐行しながら)京成電車はドンドン進む。昨晩の5キロのノロノロ徐行とはえらい違い。

ここでJIZOIは考えた。なんか変だな~。

同じ鉄道事業者が同じ気象条件に対して異なる対応策を示している。

安全運行重視のJR(民営事業者)とそれよりも基準の甘い京成電鉄(民営事業者)。

どちらも安全に対する考えは変わらないはず、しかし現実にはほぼ通常運行と運行中止との差がある。私が京成電鉄に乗り換えたのはJR車内で京成への振替輸送を教えられたから。

自然の脅威に対する危険度のレベルが違う事を鉄道各社が認識しているとしか思えない。

JRは3年前の羽越線大事故から得た教訓で風速25M以上になったら自動的に全面ストップ、京成電鉄はそんな事故履歴を持たないから25M以上強風が吹いてもほぼ通常運行なんですかね。

各社共通の安全輸送に対するコードを持ってもらいたい。

今日は会議に15分遅れで参加したが、各社の危険度認識が共通化されれば千葉方面からの都心に向けてのルートは全面ストップ。会議は延期、私は自宅でノンビリしていたはず。