東京メトロ丸の内線 銀座駅改札近くの本屋さん。私が新入社員として通った会社に行く地下通路にあった。サラリーマン、OL向けの雑誌、文庫本が狭い店内にギュウギュウに並べられ、店内通路は狭く、地下鉄通路側にも平積みの文庫本が並べられていた。
前を通りかかると何か新刊はとつい立ち止まる本屋さんだった。
画像で分かるようにこの場所で40年以上、それだけ顧客が有った証拠だと思う。通りすがりにふと寄って、文庫本を買い求めるお客様も多かったと思う。
出版業界、書店の経営が年々厳しくなってきているのはIT社会の進化を考えれば仕方の無い事なんだろうか。
企画、編集、活字の入力、製版、印刷、物流を経て初めて書店の店頭にコンテンツが並んだ時代。
片や瞬時に自分の携帯端末にダウンロードして楽しむ時代。
旧来型に慣れた昭和団塊世代は技術の進化を手放しで喜んではいられないのだ。
銀座の東芝ビルにあった旭屋書店も数年前に閉店、4丁目近くの洋書の専門店『イエナ』もその数年前に閉店。残るは中央通りの2店のみ。
広告ビジネスでも活字系メディアがその媒体価値を失いつつある。
活字、映像、音楽全てのコンテンツが携帯端末で楽しめるものでもないとJIZOは思うのだが。
I-padは全米ですでに40万台以上出荷されたとか、今月末には日本でも発売される。
やっぱり売れるのでしょうか。
(追記4/26)
先週、弊社のお得意様が入っている築地東劇ビルに行ったら、1階ロビーで書店の開店準備中。
あの山下書店の東銀座店、前よりスペースが広そうです。
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