先週の金曜日、新橋で所用を終え会社に戻る途中に銀座中央通りを歩いていると何か違う空気感が4丁目に向かって左側から発せられていた。そちらに目をやればビルの1階スペースがシャッターで閉ざされている。
『ムッ!』 あそこは福家書店。
信号を渡り、店頭に立てば閉店のお知らせが。私以外にも何人もの人が張り出されたお知らせを読んでいた。
確かに中央通りに面して大型書店の経営は厳しいと思う。
でも良いお店だった、ゆったりとしたスペースに新刊を中心に大量ストックされていた。
銀座という場所柄、著者サイン会や握手会など出版文化と読者との良いタッチポイントになっていた。
e-book化なのか銀座の売上/面積に答えを出したのか。
中国人で溢れる銀座8~7丁目で日本の活字文化を守ってきた小さな砦だったのにな。
丸の内線銀座駅改札近くの山下書店の閉店について書いたのは今年の4月、山下書店は正確に言えば東銀座に移転と言う方が正しかったかもしれないが、福家書店さんはそうでもないようだ。
しかし福家サンはまだたくさんの小売店をお持ちのようなので何とか書店文化を維持していただきたいものです。
これも先週、AMAZONから創立10周年送料無料というお知らせを送ってきた。
消費者にとって価値のある流通スタイルが選択されるということなのですね。
知らなかった(恥)・・・・・。
イエナが消えて、旭屋書店が阪急から消えた。
が、またもか。
交通会館は捜し物には、書籍の幅が少ない。
探すのに、虎ノ門か、新橋まで行くか。
笑鬼さま
コメント有難うございます。
もっと零細な本屋はどんどん無くなって行きます。
一方、超大型書店は増えています。
そこに行くしかなくなるんでしょうか。