2011年1月アーカイブ

先週の火曜日、午後の予定無し。

昨日のニュースで映画『ソーシャル・ネットワーク』がGolden Globe賞で作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞の4部門を取ったと報じられた。

オスカーも夢ではないらしい。

早速丸の内ピカデリーのサイトにアクセス、シニア料金1,000円でネット予約。13時35分から。

もちろんフィクションなのは分かっているが、現在進行形の人物像、ビジネスモデルだけになかなか映像作品として捉えにくく、ドキュメンタリー番組を見ているような感覚に陥る。でもご本人も映画はフィクションだからと言っている。

脚本も演出も役者もカメラも美術もとても自然です。

観終わって、主人公のマーク・ザッカーバーグが短時間に最年少億万長者になれたのは何故なの?

短期間で6億人も集め、チュニジアの政変もFBの影響が有ったって本当なの?

日本では200万人しか登録者が居らず、苦戦してるって本当なの?

最初のビジネスパートナーが広告を入れようとするのに対して、盛んに『広告を入れるなんてクールじゃない』と反対していたナップスターの創始者と本人の本当の狙いは?

 

週刊ダイアモンドの特集も読んだが、いくつかの疑問を解決するには自分で登録するのが一番早いかなと思い、早速登録画面を立ち上げた。

必要最小限の個人データを入力した。

翌日FBを開けて『友人を探す』をクリックすると昔弊社で一緒に仕事をしていたN君のコックスーツの写真があった。

静岡の実家に戻りカレー屋『Mana』で成功しているN君だ。

彼のプロフィールを見ただけなのに、翌日にはN君から『FB参戦ですね』と友達になる招待メールが来た。

MIXIもご招待メールを頂いて現在使わせて頂いてますが、FBとどこが違うのかも見てみたい。

FBのサイトをじっくり見ると広告展開についてしっかりスペースを取っている。

そうだよね、便利そうなシステムなのにユーザー課金が無いのだからどこかでお金を集めないとね。

 

何か報告できるようなネタがあればまた書き込みます。

積水ハウス。2010年で創業50周年を迎えた住宅メーカー、業界シェアもトップ。1兆円企業。

日本を代表する企業、日本を支える大企業と言っても良いだろう。

大阪の企業、企業文化も関西風?なんでしょうか。

私は現役時代、東京の広告会社を中心に仕事をしていたので『積水ハウス』の広告作りに関係している方は誰も知らない。

でも最近何回か『積水ハウス』のCMを観る度に、良いな~と思う。

 

♪~

春の日、夏の夜、 花 月 雪

この星 この時の 秋も冬も今も

美しい命 みな溢れて生きる

(意味不明スキャット) 積水ハウス

『家路が幸せならば 人生は幸せだと思う』(スーパーインポーズ)

この街に この家に 心は帰る

家に帰れば 積水ハウス  ~♪ (原曲作曲 小林亜星  原曲作詞 羽柴秀彦)

 

最近良く観る『企業篇』だ。商品の事は何も言わない。家路を急ぐ色々な家族の肖像をドキュメンタリーっぽく捉え(良いカメラマンです)、コピーも秀逸。

また曲が良い。昔から聞き覚えのある曲。さすが亜星さんだ。亜星サンと羽柴さんのコンビは昭和の歌謡史を作ったといってもおかしくない方たちだ。

村上ゆきさんの透明感がある歌声も素敵だ。

ナレーターも昔は確か森本レオ、最近は違う方のようだが下條アトムや槙大輔など大物ナレーターも使っていたらしい。

『企業篇』はドキュメンタリータッチのCMだから有名出演者は一人も使っていない。(他の商品広告は天海祐希サン、毛利衛サンなど有名人も出演している)

『企業篇』は商品を語らず、有名な出演者も無し、画面と音楽、コピーで観た者を心豊かにする広告。演出的にも良い編集、良い味出してます。沢山のオカズをうまく調理しています。

クリエイティブディレクターとして、こんなに素晴らしい仕事が出来るなんて、何と幸せなんでしょうか。

私が現役時代だったらあなたを訪ねて行きたかった位です。一緒に組んでいるCM制作会社のプロデューサーも大変でしょうが、やりがいのある仕事、良い仕事だと思います。

また最終的に広告の品質、価格に承認を出された広告主の志の高さに敬服いたします。

宣伝部の皆様、担当役員、社長の皆様の品格がこのCMを作ったのだと思います。

 

住宅を買う消費者は何の基準で住宅メーカーを選ぶのだろう?

沢山の理由の一つにそのメーカーの品格があると思う。

人や家族を大事にする思想、文化がある会社の商品なら信用できる、買ってみたい。

他社より秀でた性能や機能を押し付けがましく言われても、消費者は多分反応しない。

何故か分からないが有名タレントを並べてオチャラケをやられても、消費者は多分反応しない。

だって買うのは新車5台分くらいの半永久に使う耐久消費財なんです。

誠実さ真面目さが判断基準の重要ポイントになると思いますね。

私はしがないマンション族ですが、これからの戸建て住宅購入予定者の心理にはボディーブローのようにズシンと効いています。

 

マーケティング的な理屈にもかなった、心温まる良い広告だと思います。

 

昨年の4月から始めた禁煙。

最初の3ケ月はファイザーのチャンピックスのお世話にはなりましたが、その後は気合い、秋からのタバコ値上げも助力にはなった。

この間数回2~3本吸ってしまった。呑んだ席で、ゴルフ場で、パーティーの席で。

でも翌日に持ち越した事は一度も無し。

何回かコンビニのキャッシャーで声を出しそうになったけれど、グッと堪えた。

クロレッツは気を紛らわせる良い手段、数分すると忘れてる。

 

しかし昨年の秋以来困った現象が。

体重増加です。よく禁煙すると食べ物の味がよく分かり、食欲が増進して体重が増えると言われる。私は確かに食べ物の味は良く分かるようになったが、以前より食べる量は増加していない。なのに+5㌔の現在75㌔になってしまった。

寒くなってから早朝のウオーキングの回数は確かに減りました。テニスの回数も確かに減りました。それだけの理由でジワジワと5㌔も増えちゃうの?

年末の定期検診の時に禁煙をすすめた主治医にこの事を報告すると

『ハイ、禁煙するとほとんどの人が体重が増えます。消化吸収機能が正常化したのです。ですから食べる量で調整してください、食事量を2~3割控えれば大丈夫です』

『という事はダイエットをしろ、という事ですか?』と私。

『はい、あなたの目標体重は68㌔だと前から言ってますよね』

確かに高血圧の治療には禁煙と体重減が必要だから投薬よりもそれを優先して欲しいと医師は言った。それに従い渋々禁煙を断行したら今度はダイエットだと!

そんなに節制ばかりを求めるのか、現代医療は。

しかし戦後の何もなかった時代をかすかに知る我々の世代は今が飽食の時代だって事を良く分かっている。

自分も早く節制、自己コントロールをしなければと思う。(そんな人生で良いのか?自問自答)

 

私の子供や孫の世代は飽食の時代が当たり前になって生活をしている。

ハンバーガーやフライドチキンをドカ食いしている姿を見ると、つい声を上げてしまう。

国の施策としてしっかりとした『食育』を進めて欲しい。

 

謹賀新年

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今朝はいつものウオーキングコースで初日の出。谷津干潟、午前7時です。

多くのジョガー、ウオーカー、カモやチドリと一緒に新しい朝を迎えました。

青空のキャンバスに東から南西方向に大きな半円がフリーハンドで描かれていました。

細く長いすじ雲は30分位で消えてしまったが、なかなか味のある素描だった。

 

帰宅後新聞を読んでも明るい話は無い。

菅政権の混迷ぶりが象徴的なように、右を見ても左を見てもスカッとした話が出てこない。

簡単に閉塞感なんて言葉は使いたくないけどなんか皆が中途半端な精神状態。

世界情勢もアチコチで軋んでいる。

 

しかし今朝の新聞の折り込み広告の量は普段の土曜日の倍ほどの量。

流通、不動産などが少しは動き出したかな、と感じられるほどだった。

 

お正月から愚痴っていても仕方が無い、後ろ向きにならず、皆で一つでも多くの幸せを掴めるように小さな事から積み上げて行きましょう。

今年もよろしくお願いいたします。