日米安全保障条約と吉田ドクトリン

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戦後の日本の貧しい時代を知っているJIZOには久しぶりに聞いた言葉、吉田ドクトリン。

敗戦時の首相だった吉田サンが反共・親米・軽武装路線により経済発展を優先させ、戦後復興をなるべく速やかに行わせた。敗戦後日本外交の柱となったが米国に依存しすぎるがゆえに自主性を喪失することにもつながった。国益は守られたかもしれない。

そしてそれは今日まで日米安全保障条約として同盟関係が結ばれているのだ。

1960年、70年と二度の改訂期には激しい反対運動が起き、犠牲者まで出しながら自民党の強硬策でこの同盟関係は維持されてきた。10年ごとの改訂作業を嫌った政府、自民党は姑息にも自動延長と云う方法で国民の目の前から日米安保という条約の存在さえも忘れさせようとしている。国民の大多数が過去の事実を風化させて単なる歴史のひとコマになってしまったんじゃないかと心配になってきた。

現在の普天間問題の混乱も元はこの安保条約にある。米軍に日本国内の駐留を認め、日本の安全を確保してもらう事から始まっている。その代わり大した防衛費用も使わず、成長する事が出来たのだ。駐留基地の7割以上は沖縄県に存在する。

昨年夏の民主党の政権交代で新しい日米関係が築ける、在日米軍がなくても日本の安全は確保できるなんて早合点した方はいないと思うが、沖縄県民にとっては何かブレイクスルーされる淡い期待は抱かせた可能性はある。東京近郊に住むJIZOには想像もつかない様々な障害が沖縄の基地周辺には存在するのだから。

純粋で素直、権威主義でない鳩山サンは沖縄県民の過去から続く悲しく、重い負担を少しでも軽減することが出来ればそれは一つの施策と思っている。非常に情緒的な方ですから。

全国で47の地方議会が在日米軍の駐留に反対決議をしているそうだ。安全保障は必要だが私のところには来ないでと言っているわけだ。

沖縄県民の苦労を知り、その負担は私たちも負う、わが県に基地を誘致したいという勇気ある首長はただの一人もいない。

地域エゴと言わず何と言う。

日本で唯一米軍との地上戦を経験し、幾多の犠牲を払い、今の沖縄は有る。

経済数値レベルでは劣ることの多い県だが、そこにばかり60年以上も負担を強いて、本土の県民たちはのうのうと平和を謳歌していていいのか。

 

午後になってニュースが入ってきた。

沖縄の嘉手納基地で行われていた訓練を国内の自衛隊基地に分散、持ち回りで行うというもの。

大賛成です。安全はタダでは手に入れられないのです。

日本全国の自衛隊基地が一時的に米軍駐留基地になるのです。事故が起きるかもしれません。沖縄の基地周辺では毎日が緊張した生活なのですから。

 

それが厭なら解決法は有ります。

日米安保条約は一方が必要なしと1年前に通告すれば失効します。

国会で決議すれば良いんです。もう日米安保は要らないと。

その代わりに国防については自らの費用と責任で行わなくてはなりません。

 

あなたはどちらをとりますか?

国民一人一人が冷静に答えを出す時期です。

鳩山サンの発言の一つ一つに反応している時ではありません。

次の民意は夏の参院選です。

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