今月初めに社内のHプロデューサーから社内オールメールでキャンプ開催の呼びかけがあった。ほぼ社内最年長者の私は今更キャンプも無いなと思っていたところ、Hプロデューサーから『JIZOサンは当然出席っすよね』と有無を言わせぬ発言。
小学生か中学生時代以来の1泊キャンプ(バンガロー)に参加してきた。
神奈川県の津久井湖近く、道志川沿いのオートキャンプサイト。
定員20人のバンガローに社内からの参加者13名、ついこの間まで社内ディレクターだったKクン(実はこの企画の発案者)をいれて総勢14名の大世帯。
土曜日の高速道路は多少の渋滞も有り、3台の車に分乗して芝公園の会社を出発してから4時間近くかかって全員がキャンプサイトに到着した。
そこからは無礼講、自らの食べたいモノは自らで調理するをモットーに62歳から25歳まで男女14名の無目的合同合宿。
早速ダイジローシェフの指示の下、或る者は料理の下ごしらえに、或る者は火元の安定確保に、其々のポジショニングを見つけ出した。
JIZOは焼酎のお湯割りを片手に働く若者たちを眺めながら道志村の秋を楽しんだ。
夕闇が迫る頃タンドリーチキンやタコス、各種焼き物(バーベキュー?)、トン汁などが完成し、主催したHプロデューサーの狙い通りダラダラと秋の夜長を楽しんだ。
最年長の私はさすがに23時過ぎにバンガロー内で毛布にくるまったが、途中目覚めた2時ごろ、若者たちの話はまだ盛り上がっていた。
普段忙しい仕事中心の仲間たちが非日常の一宿一飯のバンガロー生活で新しい人間関係を作る、とっても良い事です。
会社生活ではなかなか知り得ない、各個人それぞれの魅力が伝わり、感じられます。
私にとっては62年の人生の中でかなり印象的な道志村の秋の夜。
参加者それぞれの人生の中でも忘れられない楽しい一夜となって、皆の記憶に残った事と思います。
今朝6時、目覚めたのは私が一番。近くの川沿いの道をウオーキングしてからバンガローに戻ってもまだ誰も起きてこない。そうだよねまだ皆が寝てから4時間も経っていない。
7時前にダイジローシェフが責任感からかお目覚め。早速火を熾す。
私も種火をもらって七輪に火を熾す、何十年ぶりでしょうか木炭で火を熾すなんて。
秋の朝の冷気の中で沸かしたお湯でコーヒーを入れる、普段コーヒーを飲まない私もうまいと思う。
キャンプ生活が長いダイジローシェフは様々な朝の料理を始める、私はひたすらお湯番。
そして8時、朝に弱いメンバー達を起こしに行った。
ここでもコンセプトに従ってダラダラとゆっくりの朝食。オムレツとは思えないオムレツやトースターで焼いたんじゃない炭火焼きのトーストを楽しんだ。
10時半過ぎに撤収開始、ここは仕事柄テキパキと完璧。30分で完了。
燃えるゴミをU字溝で焼却処理をするという大役を見つけ出し、十分に楽しんだJIZOだった。
今回のキャンプで燃える火の前で視線をおとすオトコの姿をいくつか見つけた。
哀愁、懐の深さを感じるシーンです。
撤収後は近くの立ち寄り温泉へ。私にとっては多少ぬるい湯でしたが、2時間のんびりと湯につかり、昨日からの体中の燻された匂いを洗い流す事が出来た。
姉キャンをもじって『兄キャン』という社内キャンプ、発起人のKクン、Hクン有難う。
14人の参加者の記憶に残る2010 Autumnになったはず。
記念マグカップまで作って盛り上げてくれた幹事の皆さんに重ねて Thanks a lot.
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