衝撃的なモノ忘れ

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単に物忘れと言っていいのかどうか、自分でも衝撃的な物忘れをしてしまった。

一回目はもう10年くらい前、法事の集まりに途中駅で姉と待ち合わせる時間、場所を前夜変更になったのを電話で確認されたのを忘れ、最初に決めた時間、場所に佇み何故みんな来ないのだろうと思いながら相当な時間そこにいた事。

もう携帯を持っていたから被害は軽微だった。(と記憶しているが)

今回は他人を巻き込まず、自分しかその重症度を知らない。

 

先週、帰宅途中にある映画を見たくて自宅近くのTSUTAYAへDVDを借りに行った。多分チョット時間が経った作品だからこの店に在庫が有るかどうか、検索マシンでその映画の題名を入力した。英語題名だから平仮名入力でカタカナ変換したのは憶えている。

在庫は有った。しかし店員にプリントアウトを提示して陳列棚まで案内してもらう事は知らなかったせいも有りしなかった。在庫確認後は自分で探すものだと思っていた。

広い店内でブツを発見できず、次回また来ようと店を後にした。

 

数日後、有る理由で小林聡美主演の『プール』を借りに行った。

その時、検索マシンの前で数日前にここで探したDVDをもう一度探してみようと思ったのだがそのタイトルが出てこない。考え込んだが後ろに可愛い少女が並んだせいもあるが、『ま、良いか』とその場を離れた。

それ以来ずーっと気になりながら、未だにそのタイトルが出てこない。

自分で一度は検索システムに入力したのに、いまそれを思い出せない。

 

脳の経年劣化なんでしょうか。とてもショックな出来事です。

同じ事を何回も言ってみたり、昨日言った事を忘れたり、この先色々と皆さんに迷惑を掛ける年寄になって行くんだろうけど、よろしく頼むね。

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地蔵殿、きましたね。私ももう、とっくの昔に来ています。
人の名前を忘れること、覚えられないこと。
最近では、電気製品に強いといわれていた私が、地デジテレビ、光テレビ、HDビデオと無意味に増えた機器の結線やリモコン操作に四苦八苦。
最近ではリモコン操作に戸惑っていると、小学3年のマゴに「ジージー、貸してごらん」といわれて、サクサクと操作されています。
家電名人として私を尊敬していた女房、子供、マゴまでが「ジージーもボケたねぇ」と憐れみの視線を向けます。

でも、何故かそう言われることに、一種の快感も覚えるのです。自分でも分からないなぁ、これ。

まあ、赤瀬川源平いうところの「老人力」なんでしょうか?ボケをマイナスととらえず、忘れることが終末を控えた人間が獲得する、いわば神が与えたもうた能力と考えること。
ちなみに「老人力」の数え方は「本」です。「老人力、一本ついちゃったよ!」てな具合に使うそうです。

地蔵殿、近々お会いして「あれ、その、この」会話を楽しみませんか?

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