私たちに出来る事

| コメント(3) | トラックバック(0)

巨大地震の発生からから1日半が経った。

被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。

 

被害の全貌はまだ2~3割程度しか判明していないだろう。

幸い弊社では大きな人的被害、物的被害も無く、余震に揺られながら社員たちは明日明後日の制作準備に追われている。

数名の社員には、東北地方在住の親族の方とまだ連絡が取れないという現状は有るが、何とかご無事でいられるように今はただ祈るしかない。

思い出すのは15年前の『阪神神戸大地震』、発生から日を追うごとに被害の実態が大きくなり、史上最悪の震災と言われた。

そんな時、被災者たちの折れそうになる心を励ましたのは広告会社による『ガンバレ神戸キャンペーン』

スタッフが自分で経験した事実を自分で撮って、15秒にまとめた。

どれだけ被災者たちの心を励まし、復興に向けて役立ったと思う。

 

昨日から民放各社、NHKの皆様も現状認識、危険予防報道に24時間体制で頑張っておられます。

私たちは広告を通じて、違う面で被災者たちを励ますコミュニケーション能力を持っています。

東北地方の地方公共団体、地域民間放送会社、広告主、広告会社の皆様、何か私たちに出来る事が有れば何なりとお申し付けください。

会社代表者として出来るだけの事は実施出来ます。

私個人としての募金は勿論、ボランティア活動にも参加できるものは参加したいと思っています。

どうぞ遠慮なくお申し付けください。

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kaishaseikatsu.jp/mt/mt-tb.cgi/358

コメント(3)

 ひとつ気になるのは、各放送局が競って震災報道をするのは分かるが、あまりに同じような悲惨な状況ばかり終日流しているということ。自分ではどうしようもない子どもやお年寄りが、ショッキングな映像ばかり見せられ続けては、精神的に大きな負担がかかるのではないでしょうか?こうした中で「我が道を行く」テレビ東京を見てホッとしました。アホなCMにも癒やされます。
 このような事態の場合、民放各社が協力して、報道すべきことを整理して分担放送するということが必要ではないかと思います。そうでないと、中には、ことさらショッキングな情報や感情的な姿勢で報道する番組も出てきかねません。
 ギョーカイから遠のいてしまった私にはどうしようもないですが、まだまだ関係の深い地蔵殿には、是非ともこうしたことにも問題提起をして欲しいと思います。

 確かに報道の自由は守られるべきと思います。
私が言おうとしているのは、こんな用語があるかどうか分かりませんが、このような状況では事実報道と評価(検証)報道は分けられるべきだと思うのです。
 事実報道については、風評や誤解を招く報道は極力注意すべきかと思います。「スーパーにカップ麺がない」ということでも、アナウンサーやレポーターの声色ひとつで影響があります。あとで、買い占めはやめましょうとフォローしたところで、「え?じゃ今のうちに買っておかなきゃ」と逆効果を及ぼしかねません。普段買いもしないものを競って買う、このことで被災地への供給に影響を及ばし兼ねません。
 もうひとつは、原発事故などで、民放各社がいわゆる原子力専門家を競って奪い合い番組に出演させたりしています。私の先輩のひとりに、原子力専門家ではないが、設備を担当した人で詳しい人がいて、やみくもに専門家と称する人を呼んで解説させていることには懸念を示しています。危険だと言っておけば、はずれた場合も責任を免れる、的な解説ではだめじゃないか?あとは視聴者それぞれが自分で判断して、というのでは。
 一方、評価(検証)報道は、事態がある程度落ち着いたところで、政府、自治体の防災対策、原発の可否についての意見など様々出てくると思います。これは大いにやってもらわなければなりません。

 政治的な意図や、特定の利益に基づく報道規制は排除されなければなりませんが、このような状況ではある程度のルールというか見識をもとに報道がなされるべきかと。

 あと、テレ東に関しては、深い考えがあって通常放送をやったわけじゃないと思います。いつものように我が道を行く姿勢でしょう。たまたまうちのマゴが、流れているアニメをみて明るさを取り戻したのを見て、こういう局もあってもいいじゃないか、と思った程度です。
 

コメントする

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にここのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)